【東京　三味線教室】１０月２６日(水)　柿の日

今日は全国果樹研究連合会カキ部会が制定した、柿の日。

正岡子規が「柿食えば　鐘が鳴るなり　法隆寺」を詠んだとされることと、柿の旬の折り返しの時期になることにちなんで日付が決められています。

 

そのまま食べたり、サラダにしたり、干し柿にしたり。皆さんはどんな楽しみ方をしておられるでしょうか。

 

縄文時代の遺跡から種が見つかっていることから、日本の歴史の最初の頃からあった植物でした。奈良時代までは熟柿や干し柿が一般的な食べ方だったそうです。

変化があったのは鎌倉時代。渋柿の突然変異で甘柿が生まれ、熟柿でなくても食べられる柿が全国に広がるようになりました。江戸時代以降たくさんの品種が生まれ、今では柿の種類は１０００を超えるのだとか。

 

皮は漬物、種は漢方、葉は寿司やお茶、柿渋で染物など日本人の生活に深く関わってきた柿。栄養価が高く、風邪や高血圧の予防に効果があるそうです。

「屋敷に柿の木があったので柿本と名乗っていた」と言われている飛鳥時代の歌人、柿本人麻呂がもし甘柿を食べていたらどんな句を詠んだのでしょうか？

 

今日はその他、「青汁の日」「原子力の日」「デニムの日」など。

明日もおたのしみに～。