【東京　三味線教室】１０月２８日(金)　おだしの日

今日は株式会社太鼓亭が制定した、おだしの日。

カツオ節の「燻乾カビ付け製法」を考案した江戸時代の紀州印南浦（現在の和歌山県印南町）の漁民、角屋甚太郎氏の命日から日付がとられています。

 

だしは漢字で「出汁」と書きます。煮出した汁、ということですね。奈良時代には朝廷への税としてカツオや昆布が納められていたそうです。はっきり「出汁」という言葉が出てくるのは１２３７年に道元の書いた「典座教訓」の中でのこと。禅僧の料理担当の心構えを書いた本です。

 

江戸時代になり、平和が続くと食文化が発展し、各地域ごとに地域に根付いた出汁の取り方がされるようになっていきました。旅行では地元の味を楽しむのを目玉にしている方もおられるでしょう。

 

余談ですが、カツオ節は世界一硬い食材だと言われています。あずきバーと比べるとどちらが硬いのでしょうか？

 

今日はその他、「豆花記念日」「速記記念日」「透明美肌の日」など。

明日もおたのしみに～。