【東京　三味線教室】１０月１２日(水)　時雨忌

今日は時雨忌。

 １６９４（元禄７）年１０月１２日（新暦では１１月２８日）に松尾芭蕉が亡くなったことから制定された記念日です。１０月の別称が「時雨月」であること、松尾芭蕉が時雨の句をよく読んでいたことからこのように呼ばれているようです。

 

さて、芭蕉と言えば旅をしながら俳句を詠んでいた印象をお持ちの方もおられるでしょう。芭蕉が俳諧の旅に出かけたのは４５歳の頃だったそうです。

当時の平均寿命は５０歳くらいだったそうなので、当時の感覚で言ったらおじいちゃんになってからの挑戦のように見えたかもしれません。そのため、時雨忌は「翁忌」とも呼ばれていますが、現代で４５歳を「老人」扱いなんてしたら…辞世の句を詠む覚悟が必要かも。ああ恐ろしや。

 

出身が伊賀であることや、著書「おくのほそ道」から芭蕉の旅路を計算すると約１７７０kmにもなり、健脚過ぎて忍者説が存在している松尾芭蕉。

真実はともかくとして、今日は芭蕉のように周囲に目を向けて季節の移ろいを感じる風流な一日を過ごすのも良いかも？

 

 

今日はその他、「豆乳の日」「ネット銀行の日」「コロンブス・デー」など。

明日もおたのしみに～。