【第１・３(月)入門10:30～12:00／初級13:00～14:30】埼玉・三郷市　ソレイユカルチャーセンター

ジリジリと強い日射しが照りつけて高い気温が続いているものの、
風や空の色に少しずつ夏の終わりの気配を感じるようになりました。
今日こそ全員揃って…のはずが、急用でお二人欠席。
でも元気そうで何よりです。

　チューナーを使った調弦
　基本練習
　　構え方
　　　胴に乗せる腕が斜めになると、弾く位置がずれます。
　　　胴の角に乗せると、角が当たって痛いし、三線が安定しません。
　　　線ではなく面で支えるようにしましょう。
　　バチ捌き
　　　よくある欠点は
　　　・弦の上でバチが一瞬止まり、置き弾きになる
　　　　一気に振り下ろすようにしましょう。
　　　・手首を返して弦を弾く
　　　　手首は回転させるだけで、返しては（手首を伸ばす）いけません。
　　　　これをやると、早弾きや掛音ができません。
　　　　しっかり隣の弦で止めるように。
　　　バチはシンプルな動きで。
　安里屋ゆんた（遅）
　　前奏・間奏のお囃子をレクチャーしました。
　　「ひ～や」「はいや」「すぃ　すぃ」で聴衆参加してもらいます。
　　高くなりやすい上を低めにするための、2つの方法をレクチャーしました。
　　工工四に点線で示してある、スラー奏法を詳しく説明しました。
　　音がきれいにつながり、かつ左手指を動かす頻度が減って楽です。
　　ぜひマスターしてください。
　てぃんさぐぬ花
　　歌詞にミスプリがありました。2番、各自直してください。
　　三線は八を使わないアレンジです。昨日のイッテＱ！もそうでしたね。
　　イッテＱ！といえば、あかまーみが教えていた、沖縄民謡らしい唄い方を
　　説明しました。いわゆるシャクリとコブシ（の一種）です。
　　シャクリは唄譜に織り込んであるので、楽譜のとおりに唄えばＯＫです。
　　コブシは下から、上から、オーバーシュート…などいろいろ種類があります。
　　唄が引き立つので、少しずつまねしてください。
　あがろうざ節
　　ポツン・ポツンと弾く三線に乗せて唄う、いかにも八重山っぽい曲ですね。
　　一箇所だけですが、掛音出てきます。中を弾いて三弦に乗せたバチを、
　　元の方向にアップストロークして、軽く音を出します。
　　八重山独自の発音（中舌音）に気をつけましょう。はじめは近似音
　　（すぃ≒す、ぐぃ≒ぎ）で結構です。
　　上－乙は同時に押さえると（バレー）、楽です。

（写真なし）

本部（水）・ソレイユカルチャーセンター三郷(月)講師
寺澤 禎則

記事担当：寺澤禎則